データ破損があると研磨作業では修復できません。
ところがこのデータ破損・・・
通常の再生不良とどう違うのかわからないですよね!
今回はデータ破損が通常のキズとどう違うかをお伝えします。
通常、傷で再生が出来ない場合は読みこみが出来ない場所にくると動画が止まったり飛んだりします。
もちろん、データ破損でも同様に読み込みが出来ない場所にくると動画が止まります。
・・・が、データの読込が著しく困難な場合は再生している動画が乱れます。
どう乱れるかは画像をご覧ください。
モザイクのようになっているのがおわかりでしょうか?
これだけだとキズかデータ破損かは判断が難しい所
更に読込が難しくなるとこうなります。
データ破損で一番、多く見られる現象がこちら(下の画像を確認してください)
画面の映像が乱れながら灰色に変わってしまっていたらほぼデータ破損です。
この近辺を再生しようとすると頻繁にフリーズしたり飛んでしまったりします。
こういった症状になってしまった場合は研磨作業でも修復できません。
キズが無くなっても再生状況は変わりませんのでご注意ください。
2017年12月追記
データの破損初期状態だと上記のような症状が多く見られます。
完全にデータが熱や変形などで読込できなくなった場合は
その場所を読込しようとして止まります。
キズなどが全く無い場合の読込不良はデータ破損の可能性が高い印象です。
※キズがなくても表面の汚れで読込不良だった場合は研磨で復活する可能性はあります
2020年5月追記
数千枚単位のディスクを研磨してきてわかった事
上記のような状態でも研磨で復活するケースがありました。
第1段階 音飛びが発生する 研磨で復活する可能性 80%↑
キズなどの初期段階 目立つキズがあるようなら研磨でほぼ直ります
第2段階 上記のような映像が乱れる 研磨で復活する可能性 30%↑
直る可能性は薄いですが研磨で復活するケースもありました。深いキズや円周状にキズがあると直る可能性はぐっと下がります。
第3段階 パソコンや再生機に入れても認識しない 研磨で復活する可能性0%
完全にデータが破損しています。
研磨では絶対に改善される事はありません。
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